マー君で王手だ ヤンキース、大勝発進 相手先発は「元運転手」苦労人24歳

[ 2019年10月6日 02:30 ]

ア・リーグ地区シリーズ第1戦   ヤンキース10―4ツインズ ( 2019年10月4日    ニューヨーク )

キャッチボールで調整するヤンキース・田中
Photo By 共同

 ヤンキースは4日(日本時間5日)、ツインズとの地区シリーズ第1戦に10―4と打ち勝って白星発進した。5日(同6日午前6時7分開始)の第2戦は田中が先発する。勝てば突破へ王手がかかる一戦へ「自分が、自分でしっかりといるということが成功には必要」と意気込んだ。

 相手は24歳の新人右腕ドブナックと発表された。ドラフト指名はされず、独立リーグを経て入団。その間、配車大手ウーバーの運転手で生計を立てていた異色の苦労人だ。今季は1Aから駆け上がり8月にメジャーデビュー。9月20日に初勝利したばかりだが、大役を託された。「この球場ではゴロを打たせたい。ツーシームが得意な彼の起用は理にかなう」とツ軍のロッコ・バルデリ監督。“神の子”田中と“シンデレラボーイ”が大事な第2戦で投げ合う。 (杉浦大介通信員)

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2019年10月6日のニュース