マエケン今季初セーブ PS見据え配置転換 6回から4イニング起用に応えた

[ 2019年9月4日 02:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース16ー9ロッキーズ ( 2019年9月2日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ロッキーズ>勝利し、チームメートとタッチを交わす前田(左)
Photo By 共同

 ドジャースの前田健太投手(31)が2日(日本時間3日)、ポストシーズンへ向けてリリーフに配置転換。いきなり、今季初セーブを挙げた。

 ロッキーズ戦の10―6の6回に2番手で登板。4回3失点で3年連続の通算4セーブ目を挙げた。「今日はコメントなしでお願いします」と足早に球場を後にしたが、チーム事情による期待に応えた。当初は3日(日本時間4日)のロ軍戦に先発予定だった。デーブ・ロバーツ監督は「当面はポストシーズンの重要な回のためにブルペンで起用する」と説明。17年に9試合で2勝、防御率0・84などポストシーズンでの中継ぎの経験を買った。

 これで、今季140投球回(142回)に到達。投球回数の出来高150万ドル(約1億5900万円)など今季年俸+出来高は815万ドル(約8億6400万円)になった。残り4試合だった先発30試合クリアの出来高150万ドル(約1億5900万円)は絶望的だ。それでも前田はフル回転する。「マウンドに上がれば、プロらしく投げてくれた」とロバーツ監督の信頼は厚くなるばかりだ。 (奥田 秀樹通信員)

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月4日のニュース