32年ぶり快挙の中日・梅津 9回巨人追い上げに「不安」も…「信じて応援した」

[ 2019年9月3日 21:44 ]

セ・リーグ   中日4―3巨人 ( 2019年9月3日    新潟 )

<巨・中>3勝目の梅津(左)は与田監督に祝福される (撮影・西川祐介)
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 中日は新人・梅津が5回1失点で3勝目。新人のデビューからの3戦3勝は87年近藤真一以来、32年ぶりの快挙となり「素直に嬉しい。(投げている間は)記録のことを一旦忘れて、(カード)1戦目をまず勝ちたかった」と笑みを浮かべた。

 3点リードの9回は守護神・岡田がつかまり4―3まで追い上げられ、なお2死二塁のピンチを迎えた。ベンチで両手を合わせ祈るように戦況を見守った右腕は「不安になりました。それでもやっぱり信じて応援していました」とゲームセットの瞬間、声を弾ませた。

 5回2死二、三塁で坂本勇を空振り三振に仕留めるなど「フォークの調子が良くて決め球に使った」と梅津。

 与田監督も「持ち味が出て、バランス良かった。ゲームをやりながら自分で試したりと成長を感じた」と評価した。

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2019年9月3日のニュース