矢野監督 26日ぶりの甲子園も雨天中止「いい方に考えて」

[ 2019年8月28日 00:42 ]

笑顔で練習を見守る矢野監督(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 逆襲へ仕切りなおしだ。26日ぶりだった甲子園での一戦が雨天中止。「天気はどうしようもないんでね…」。本拠地での再発進を狙った阪神・矢野監督は切り替えて前を向いた。

 「いい方に考えて。いい流れで帰って来られたところはある。形というものは見えつつある。続けていきたい」

 勝率5割で終えた長期ロード。特に今季初5連勝を記録した旅の終盤には手応えを感じた。残り24試合。首位の巨人に独走を許す一方、逆転でのクライマックス・シリーズ進出へ望みは十分にあり、矢野監督はベテランを中心とした総力戦で挑む決意を示した。
 「いつも(ベテランは)頼りにしているけど、困れば困るほど、頼る部分は出てくる。本当に心強い」

 若手が多いチーム構成で経験豊富な面々が第一線にいることは大きな強み。42歳の福留を筆頭に40歳の能見、39歳の藤川、38歳の鳥谷ら優勝経験を持つ投打の精神的支柱が依然として健在だ。
 特に鳥谷には「ずっといい形で振れている。(チームの)ムードがよくなる一つの材料としてトリの頑張りというのは、もちろんある。頑張ってもらわないと」と期待を寄せた。神宮球場での今季最終戦だった25日のヤクルト戦後に「神宮どころか、自分が最後の打席になるかもしれないから」と意味深発言があったばかりで、必要戦力として強調した。

 主に代打ながら7月は打率・471(12打数5安打)、8月は同・444(9打数4安打)の上り調子。数字以上に「練習だって抜くこともないし、やれることを常にやってくれている」とチーム全体への影響力を認めた。5年契約の最終年を迎え、今後は球団との間で話し合いが設けられる見通しでも、いまは鳥谷を含む一丸で目の前の戦いに挑む。(山本 浩之)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2019年8月27日のニュース