広島・大瀬良、痛恨4敗目 6回2死から暗転 4連続長打で4失点KO

[ 2019年8月24日 05:30 ]

セ・リーグ   広島1―4中日 ( 2019年8月23日    ナゴヤD )

6回、福田への投球がボールと判定され、舌を出す大瀬良(撮影・椎名 航)
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 広島は23日の中日戦に1―4で敗れ、DeNAと入れ替わって3位に後退した。大瀬良大地投手(28)が6回2死からの4連続長打で4失点KO。打線も2度の満塁機を逃す拙攻が響き、今季3戦3勝3完投と竜に抜群の相性を誇る主戦右腕で痛い星を落とした。首位・巨人との6・5ゲーム差が開かなかったのが救いだ。

 僅少差の緊迫した投手戦。倍する重圧がのしかかる。得点圏に走者を進めても1本が出ず、追加点は取れそうで取れない。試合展開は確かに過酷だった。であればこそ、エースの座を目指す主戦投手なら、1点を守り抜いてほしかった。

 「低めを見逃され、ストライクゾーンの中に投げようと思った球が浮いてしまった。甘い球を仕留められた」

 自身の連勝が4で止まり、後半戦初黒星となる痛恨の7敗目。大瀬良は唇をかみしめ、反省の言葉を並べた。

 突然の暗転は6回だった。わずか6球で大島、京田から2死を奪い、ベンチもファンも順調に「0」を並べると予想したはずだ。ところが、フルカウントから福田に投じたカットボールが甘く入り、中越えに運ばれる。

 痛恨の同点弾。以降はつるべ打ちされた。ビシエドに甘いスライダーを、高橋には外角高め直球を左中間二塁打されると、阿部にも浮いたフォークを左越え二塁打だ。首脳陣はここで交代の断。代わった中村恭も藤井に左中間二塁打を浴びた。

 「あれだけつかまったら致し方ないけど、イニング途中での交代は情けない…」

 今季3度目のイニング途中交代。5回までが快調だっただけに悔しい。何しろ、今季の中日戦は3戦3勝3完投。4月25日には自身5年ぶりの完封勝利を飾ってもいる。抜群の相性を誇る相手に痛い1敗。緒方監督は右腕を責めなかった。

 「少し甘めに入ったところをつかまった。今日は抜群だったけどね。1―0のキツい展開だったし、打線も援護ができなかった」

 勝ったDeNAと入れ替わり、またしても3位後退。首位・巨人が敗れ、ゲーム差が開かなかったのがせめてもの救いだ。竜に投じた球数は102球。次週は中5日で巨人戦に向かう可能性もある。

 「次はいい形で投げられるように、頭を整理して臨みたい」
 チームとして、もう停滞は許されない。品格を備えた、エースになり得る大器だけに、リベンジに期待だ。 (江尾 卓也)

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