「逆転のコイ」あるぞ！　広島・菊池涼サイクル王手の大暴れでついに1点差

セ・リーグ   広島―巨人 （ 2019年8月12日    マツダ ）

＜広・巨＞4回2死、菊池涼は左越えにソロ本塁打を放ちナインとタッチを交わす　（撮影・奥　調）
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　広島は、先発・アドゥワが3回までに6失点しながら、打撃陣が粘り腰を見せた。5点劣勢の3回無死二塁で菊池涼が左翼線への適時打を放つと、2死二塁からは松山が左前適時打を決めて、「打ったのはフォーク。1打席目にチャンスで凡退していたので、何とか取り返したい気持ちで打った」と意地を見せた。

　初回にアドゥワが4失点するも、直後の攻撃で1点を取り返すと、3回にも2失点しながら2点を追加して、打線が敗色ムードを打ち消している。

　さらに、5回に菊池涼の左翼席への10号ソロ。サイクル安打に王手とする大暴れで1点差にまで接近した。