阪神、逆転CS諦めん!連夜の逆転鯉倒 糸原が気合の同点打「悔しい思いをぶつけていきました」

[ 2019年8月12日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-5広島 ( 2019年8月11日    京セラD )

お立ち台でポーズを決める(左から)大山、植田、糸原(撮影・坂田 高浩)
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 連夜の大逆転劇や!阪神は11日の広島戦で2―5の8回に一挙4得点。糸原健斗内野手(26)が中前にポテンと落ちる同点の二塁打を放ち、途中出場の悔しさを晴らした。

 フランスアのスライダーにどん詰まった飛球が中堅・野間の前にポテンと落ちる。外野手の頭を越す大きな打球は飛ばせなかったが、糸原の執念がこもった会心の一撃だ。

 「犠牲フライにはならなかったので“落ちろ”と思って走りました。最近ちょっと悔しい思いをしていた。それをぶつけていきました」

 大山の2点二塁打で1点差に迫り、なお1死三塁。代打出場した6回1死満塁では中村恭に空振り三振を喫していたが、そのまま遊撃の守備に就いて巡ってきたこの試合2度目の打席ですべてを帳消しにしてみせた。バウンドした打球が野間の頭を超えるのを見て、一気に三塁まで陥れた(記録は二塁打と左翼手失策)。直後、代走の植田が決勝の生還を果たした。

 「同点にできて勝てたので今日は何でもオッケーです。相手のミスにもつけ込めたのが、勝ちにつながったかなと思う」

 この日はスタメンから名前が消えた。助っ人ソラーテが外野守備に不安があるため二塁を明け渡した格好。“最近ちょっと悔しい思い”…というのは、この部分だと推察されるが、ベンチスタートからでもジッと挽回のチャンスをうかがっていた。

 同期入団の大山といっしょに並んだお立ち台。「(大山)悠輔もいろいろあると思いますが、2人で引っ張っていけたらいいですね」。共闘を誓ったその大山は前夜は逆転サヨナラ3ランを放ち、この日も自身の打席の直前に中越え2点二塁打。間違いなく、奮い立たせてくれる存在だ。矢野監督の気も、再び自分に振り向かせて見せた。

 「健斗らしい打撃をしてくれた。ああいう働きをしてくれると、またチーム全体としてプラスになるし、健斗にとってももちろんプラスになる。これからもいろんな状況があると思いますけど、健斗らしいプレーをしてほしいと思います」

 背中を追う3位・広島との直接対決に勝ち越した。その差は、逆転CSが現実味を帯びてくる4・5ゲーム。熱いキャプテンがグラウンドにいる限り、猛虎の可能性はそう簡単にはついえない。(長谷川 凡記)

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