智弁学園、ミラクル勝利ならず 小坂監督無念「逆転してホッとしたのかな」

[ 2019年8月12日 17:15 ]

第101回全国高校野球選手権大会7日目 2回戦   智弁学園8-10八戸学院光星 ( 2019年8月12日    甲子園 )

<智弁学園・八戸学院光星>泣き崩れる西村を(11)抱える智弁学園・坂下 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 6点差を逆転しながらも最後に押し切られ、8年ぶりの3回戦進出を逃した智弁学園。小坂将商監督は、2本の本塁打を許すなど序盤は劣勢に回ったことを振り返り「前半に自分たちの野球ができなかったことが敗因です」と話した。

 6点を追う6回に打者12人の猛攻で7点を奪って一時は逆転。しかし、7、8回にも好機を作りながら追加点が奪えず指揮官は「逆転してホッとしてしまったのかな」と残念がった。

 6回に逆転打を放った1年生4番・前川は、同点で迎えた8回1死一、三塁の場面では空振り三振に倒れ「あそこで打ってこそ4番。ああいう場面で打てるように、明日から春に向けて頑張っていきたいです」と悔やんだものの、涙はなかった。指揮官も「あきらめずに戦えた、いい試合だった」と最後は選手たちをねぎらっていた。 

続きを表示

この記事のフォト

2019年8月12日のニュース