広島、9連勝でストップも松山弾で猛追「状態上がってきている」

[ 2019年7月31日 05:30 ]

セ・リーグ   広島5―8巨人 ( 2019年7月30日    東京D )

8回1死一、二塁、松山は右越えに3ランを放つ(撮影・西尾 大助)
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 広島は30日の巨人戦で6点劣勢だった8回に西川龍馬内野手(24)の9号ソロ、松山竜平外野手(33)の3号3ランで一時2点差に迫る猛追を見せた。9連勝で止まり、2カ月連続での月間負け越しが決定。巨人3連戦の初戦を落としても、勢いを持続する打線を逆襲への光としたい。

 いつかは止まる連勝も、巨人相手に簡単に降参するわけにはいかない。1得点での6点差と敗色濃厚の8回だった。先頭の西川は、カウント3―1から、4球連続と続いた山口の直球を捉えた。中堅右に着弾させる9号ソロが反撃の号砲となる。1死からバティスタの左翼線への二塁打、鈴木の死球で1死一、二塁。松山は、カウント2―1からのフォークを弾丸ライナーで右翼席へ運ぶ3ランとして2点差に迫り、山口を降板させた。

 西川が「あれ(本塁打)でつながったのならよしとします。明日につながればいい」と振り返るように、猛追に明日への光があった。西川自身は1打席目に左前打、3打席目には右中間への二塁打とし、サイクル安打に王手とした9回2死でデラロサから二塁打。昨年5月30日の西武戦以来となる自己最多タイの4安打にも「(サイクル安打は)全然知らなかった」と記録には関心すらなかった。

 松山の3ランは、4月11日のヤクルト戦以来となる110日、122打席ぶりの3号だった。「バットの先だったので完璧ではなかった。状態は上がってきている。ホームランもそうだし、僕がどんどん打っていかないといけない」。5番に長打が生まれれば大量得点の可能性も高まる。

 ただし、逆襲への分岐点ともなり得る敵地3連戦の初戦を落としたのは痛い。連勝は9で止まり、首位・巨人とは6ゲーム差に離された。打線の評価を問われた緒方監督は「もちろん、もちろん」と前を向き、松山は「あと2つ、絶対勝たないといけない」とナインの思いを代弁した。打線に限れば内容が充実した初戦を糧に、第2戦からは結果だけが求められる。 (河合 洋介)

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