明治安田生命「明治」コンビで37年ぶり勝利!ルーキー高瀬V打&大久保完封一番乗り

[ 2019年7月19日 05:30 ]

第90回都市対抗野球大会第6日 2回戦   明治安田生命2-0Honda熊本 ( 2019年7月18日    東京D )

完封勝利にナインと笑顔を見せる大久保(中央)(撮影・白鳥 佳樹)
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 2回戦3試合が行われた。明治安田生命(東京都)はエースの大久保匠投手(29)が、Honda熊本(大津町)を相手に今大会の完封一番乗り。新人の高瀬雄大内野手(22)が決勝打を放ち、チームは37年ぶりの勝利を挙げた。NTT東日本(東京都)は日本新薬(京都市)に、パナソニック(門真市)は東邦ガス(名古屋市)に、いずれも逆転勝ち。それぞれ3回戦に進出した。

 ウイニングボールを手渡された成島広男監督は、「部の施設内に飾ります」と顔をほころばせた。後楽園が会場だった82年に初出場で4強に進出して以来、37年ぶりの都市対抗白星。「明治生命」から「明治安田生命」に生まれ変わってからの初勝利でもあった。

 くしくも「明治」コンビが勝利の立役者となった。2回1死一、二塁、明大出身のルーキー高瀬が一塁線を破る先制2点二塁打。「若さを出していこうと思った。最初は緊張感があったけど、楽しんでできた」。3安打2四球と全5打席で出塁。リードオフマンの役目を存分に果たした。

 7年目の明大出身右腕・大久保は「可愛すぎる。こっちがタメ口でいじられている」と言う後輩の援護に燃えた。140キロ台の直球とカットボールを軸に「奥行き、緩急を意識した」とオフに習得したスライダー、フォークを織り交ぜた。昨秋の日本選手権で初戦敗退し、必要性を痛感して習得した新球が奏功。散発4安打で二塁すら踏ませなかった。昨年は企業チームで唯一、都市対抗に進めず「会社に行きたくなかった。どんな顔で行ったらいいか…」と振り返る屈辱を晴らした。

 82年当時に外野手で現役でプレーしていた成島監督は「私は(大会通算で)3打数1安打。補強の選手に取って代わられた」と苦笑い。高瀬を「1番に固定できる」、大久保を「代えるつもりはなかった。低めのコントロールという持ち味が出た」と称えた。平成を飛び越えて手にした白星。2万人を超える大応援団とともに、喜びに浸った。(大林 幹雄)

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