【山梨】“最後の夏”ミラクル市川再び!村松が公式戦初先発で完封

[ 2019年7月16日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 山梨大会2回戦   市川1-0甲府一 ( 2019年7月15日    山日YBS )

完封勝利を果たした市川高・村松
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 現校名で最後の夏となる古豪・市川が、甲府一との息詰まる投手戦を制した。エース・村松が6回1死までノーヒット投球。公式戦初先発で被安打2の1―0完封を達成した。

 「最後は足がつっていたけれど、しっかりと腕を振れた。自分の投球で勝利に導けてよかったです」

 最後の打者を打ち取るとガッツポーズ。今春までは背番号5だったが、春季大会での好投によって、今夏初めて背番号1をつけた。体の柔らかさを生かしたサイドハンドからの投球。動画で元ロッテ・渡辺俊介やソフトバンク・高橋礼らを研究し、フォームをつくり上げた。帽子のつばの裏には「強気」の文字。6回から右足はつっていたが、最後までマウンドを守った。

 91年センバツではエース・樋渡卓哉を擁し、2試合連続逆転サヨナラで4強進出。夏も8強入りし「ミラクル市川」と呼ばれたが、今年度限りで近隣の峡南・増穂商との統合・再編が決定し、単独出場は今回が最後となる

 99年センバツに捕手として出場したOBの佐野大輔監督は「この子たちにはこの子たちの夏がある。今日のように自分たちから乱れることなく、次も戦いたい」と語る。令和最初で最後の夏。「旋風再び」――。周囲の期待は大きいが、地に足を着けて戦っていく。 (南 周平)

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