広島・メヒア、1軍生き残り猛アピール弾!起死回生の2号2ラン

[ 2019年7月1日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2-2DeNA ( 2019年6月30日    横浜 )

7回、右越え2ランを放ったメヒアはナインに迎えられる(撮影・島崎忠彦)
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 広島のアレハンドロ・メヒア内野手(26)が30日のDeNA戦で起死回生の一撃を放った。1点を追う7回に右翼最前列へ2号逆転2ラン。外国人枠の関係で1軍当落線上にいる中、生き残りを猛アピールした。試合は9回無死満塁を逃した直後に暫定守護神のフランスアが追い付かれ、今季3度目の引き分けに終わった。

 降雨のため開始が20分遅れた試合。4時間超に及ぶ延長12回を戦い抜き、痛恨の引き分けに終わったナインには疲労の色がにじんでいた。ヒーローになり損ねたメヒアもまた表情は硬い。帰りのバスへと足を向けながら、淡々と口を開いた。

 「直球を狙っていたけど、甘く来たのでフルスイングした。ポイントを前にして、うまく打つことができた」

 1点劣勢の7回、先頭・鈴木が中前打で出塁した無死一塁の場面だ。この回から救援登板した藤岡が、1ストライクから投じた127キロの外角低めスライダーを振り抜くと、打球は鮮やかな放物線を描いて敵地の右翼最前列に吸い込まれた。

 起死回生の2号逆転2ラン。振り返れば2日前のカード初戦、1点優勢の4回に今永から放った今季1号も右越えだった。「逆方向はいつも狙っている。引っ張ることもあるけど、内角にはなかなか来ないから」。パワーを誇示する広角打法。メヒアの魅力だ。

 残された時間は多くない。2日からは本拠地でヤクルト3連戦。2戦目にはローレンスの来日初先発が予定され、バティスタかメヒア、どちらか1人が出場選手登録を外れることになる。後者は6月25日の昇格後、2本塁打、打率・385と打ちまくるだけに、首脳陣も悩ましい。

 「まだ決めてはいない。話し合ってから」と高ヘッドコーチ。迎打撃コーチは「難しい。答えは寸前まで出さない。打たなければ(2軍は)メヒアかな…と思ったけど、本塁打を打ったので本当に難しくなった」とうれしい悲鳴を上げた。

 チームの勝利には結びつかなかったが、自身にとっては1軍生き残りを猛アピールする大きな一発。当の本人は「自分は何も考えていない。監督、球団が決めること。チャンスがあれば一生懸命やるだけ」と語った。運命の日まで残るは1試合。結果はいかに――。(江尾 卓也)

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