夏の甲子園地方大会　岐阜＆広島＆高知で組み合わせ決定

　第101回全国高校野球選手権（8月6日から16日間、甲子園）は29日、4大会で60試合が行われた。岐阜、広島、高知大会は組み合わせが決まった。

　《岐阜展望》3連覇を狙う大垣日大と3年ぶり出場目指す中京学院大中京が軸。大垣日大は昨夏甲子園で2本塁打の小野寺を中心に強力打線が売り。中京学院大中京はエース不後、U18高校日本代表候補・藤田のバッテリーが安定感抜群だ。2強を秋春とも4強の岐阜第一、春準優勝の県岐阜商が追う。

　《広島展望》ノーシードも今春センバツ出場の広陵が一歩リードか。センバツで150キロをマークしたエース・河野を中心に投手力が充実。打線もつながりがいい。投打の選手層厚い広島新庄が対抗1番手。春県大会Vの広島商、同準Vの如水館が続き、最速152キロ右腕の武田・谷岡にも注目。

　《高知展望》春の四国大会Vの明徳義塾に死角がない。圧倒的な打力を誇り、継投で守り切るスタイルが確立されている。秋春大会ともに準Vの高知は最速148キロの怪物1年生・森木を中心に投手力で勝負。昨夏代表の高知商、エース・植田ジゲンが大黒柱の岡豊、高知中央、高知小津も力がある。