ダルビッシュ 11試合ぶりに勝敗つくも黒星…5回5失点で今季4敗目

[ 2019年6月27日 12:56 ]

ナ・リーグ   カブス3―5ブレーブス ( 2019年6月26日    シカゴ )

本拠地でのブレーブス戦に先発登板したダルビッシュ有(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(32)が26日(日本時間27日)、本拠地シカゴでのブレーブス戦に先発登板。5回5失点で降板し、今季4敗目(2勝)を喫した。これで4月27日(同28日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で挙げた2勝目以来、60日、11試合ぶりに勝敗がついたが、白星とはならなかった。

 初回、いきなり1死三塁とピンチの場面を背負い、暴投で先制点を与えた。その後は後続を打ち取った。2回は1死走者なしから7番マッキャンにカウント2-2から5球目に投じたフォーシームを右翼席まで運ばれ、ソロ本塁打を被弾。3回は1死から安打と四球で一、二塁から、5番マーケイキスに中堅への3ランを浴びて追加点を与えた。

 4回1死を取ったところで、悪天候の影響で試合は48分間の中断。試合再開後は走者を出すことなく3者凡退で切り抜けた。5回、先頭の2番スワンソンを三ゴロ、3番フリーマンを遊ゴロ、4番ドナルドソンをカッターで三振に取り、リズムを取り戻すも、先頭で迎えた直後の打席で代打を送られ交代した。

 結局、この日のダルビッシュは5回92球を投げ、5安打5失点2四球8奪三振という内容。防御率は4.98となった。

 チームは5点ビハインドの中、2本のソロなどで反撃するも、逆転することはできず、3―5で敗戦。2連敗を喫した。

 ダルビッシュは4月27日(同28日)の敵地ダイヤモンドバックス戦での勝利を最後に、5月4日(同5日)のカージナルス戦から、10先発連続で勝敗なし。10先発続けて勝ち負けともにつかないのは、オープナーを除くと、1977年のランディ・ラーチ(フィリーズ)以来2人目のメジャータイ記録となっていた。

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2019年6月27日のニュース