楽天・山下 好リード&逆転2ランで救った 「ホッとして見ていた」はずが…6点差逆転されて途中出場

[ 2019年6月22日 19:33 ]

交流戦   楽天11―9DeNA ( 2019年6月22日    横浜 )

<D・楽>9回2死二塁、宮崎を空振り三振に仕留めガッツポーズの山下(撮影・島崎忠彦)
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 楽天が両軍計20安打20得点の乱打戦を制し、リーグ首位をキープした。立役者は2回の守備から途中出場した捕手の山下。巧みなリードで試合を落ち着かせて4回の2失点のみにしのぐと、バットでは1点を追う7回に逆転3号2ランを放ち、チームを勝利へと導いた。

 楽天は初回、乱調のDeNA先発・大貫を攻め立てて6―0と試合の主導権を握ったが、その裏に先発の古川が7失点。両チームとも打者12人の猛攻で両先発投手が1回もたず降板し、初回を終えるのに1時間以上かかるという大荒れの幕開けとなった。

 この日のスタメンマスクはドラフト2位ルーキーの太田。ベンチから初回の攻撃を見守った山下は「(試合が)有利に進んでいると思って、正直ホッとして見ていた」というが、大逆転を許して2回の守備から出番が回ってきた。それでも「“2回から行くぞ”と言われた時は、どうにか勝てるようなリード、打撃ができればと試合を進めた」という言葉通りにリリーフ陣をリードし、失点は4回のみ。5回からは森原、青山、ハーマン、ブセニッツが無安打無失点で終えると、9回は守護神・松井が先頭を歩かせたものの、3番・ソトから筒香、宮崎と三者連続で空振り三振に仕留めて4時間7分の死闘にピリオドを打った。

 山下はバットでは7回2死一塁から値千金の逆転2ラン。DeNA5番手・三嶋の初球の直球を捉えると、打球は楽天ファンが待つ左翼席に飛び込んだ。「少しこすったかなと思ったけど、レフト方向にいい風が吹いていたので、逆方向にと思って、打てて良かった」と振り返り、スタンドぎりぎりのアーチだったため「打った時に正直、どこに行ったか分からなくてボールを探したんですけど。三塁審判が腕を回していたので逆転だと思って凄いうれしかった」と笑顔を見せた。

 「先発が崩れてしまって、中継ぎが最近凄い頑張っているので、いいチームに仕上がっていると思います」と手応えを口にした山下。チームは交流戦2年ぶりの勝ち越しを決めたが、「もちろん、あと2勝して交流戦を締めくくりたいと思っています」と力強く宣言していた。

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