輝星 23日中日戦で2度目先発有力 いったん登録抹消も1軍同行

[ 2019年6月14日 06:00 ]

試合前練習後、囲み会見に応じる吉田輝(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が23日の中日戦(ナゴヤドーム)で2度目の先発となる可能性が高いことが13日、分かった。12日の広島戦でのプロ初登板初勝利の鮮烈デビューから一夜明けて出場選手登録は外れたが、吉村浩GMは「(今後は)2軍では投げない。(次回は)カレンダー次第」と語った。

 当初はデビュー戦後はスタミナ強化のために2軍で数試合を投げさせる方針だったが、18歳はセ・リーグ4連覇を狙う広島打線を相手に5回1失点と快投。登板翌日の状態も良好で今後は中10日以上の間隔をあけて定期的に1軍登板を繰り返す可能性が高い。他の先発陣の調子や雨天中止などで変更の可能性はあるが、現時点では最短で出場選手登録され、中10日でチームの交流戦の最終戦となる23日の先発が有力だ。

 この日、吉田輝は札幌ドームで軽めの練習。反響は大きかったようで「LINE(ライン)で100件くらいメッセージが届いて、全部を返すのに追われて(昨日は)そのまま寝ちゃいました」と語った。試合を観戦した金足農の元同期で捕手だった菊地亮太さん(18)と遊撃手だった斎藤璃玖さん(18)からも連絡があり「“しびれた”と伝えられた。感動を与えられてうれしかった」と語った。

 同戦を放送したTBS系列のHBC(北海道放送)は視聴率が今季最高の平均21・4%(ビデオリサーチ調べ、札幌地区)を記録し、最高視聴率は吉田輝がお立ち台に立った午後8時55分で28・6%と発表。「輝星フィーバー」は続きそうだ。

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2019年6月14日のニュース