日本ハム・中田 いつも後輩に主役の座を奪われ…「あいつ、なめてるな(笑)」

[ 2019年5月31日 09:35 ]

日本ハム・(左から)清宮、中田
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 なぜか、いつも後輩に主役の座を奪われる…。日本ハムの中田翔内野手(30)だ。30日に札幌ドームで行われたロッテ戦は、まさに象徴的な試合だった。

 中田は2点リードの3回に球団通算7999本目となる11号2ランを左翼ポール際に運んだ。エースの有原を強力に援護する貴重な追加点をマークし、一気にヒーロー候補に躍り出た。だが最も注目を集めたのは高卒2年目の清宮。4回に節目の8000号となる今季1号3ランをバックスクリーンに運んだ。

 8―0で大勝した試合後、中田は帰り際の取材対応で自身が打った本塁打が清宮の記念弾をお膳立てしたことを知り「ふざけるなよ。あいつ、なめてるな」と苦笑。それでも自身と同じ右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折から地道なリハビリを経て4月下旬に1軍に復帰したばかりの後輩に「彼もケガを乗り越えてここにいる。神様のご褒美だと思う」と感慨深げな表情で語った。

 振り返れば昨年5月9日のオリックス戦でプロ通算1000本安打を達成した際も、同じ試合で清宮がプロ1号をマーク。翌日の新聞各紙は清宮一色となり「1本目に負けとるやないか…」と肩を落としていた。8月24日の楽天戦で平成生まれでは初となる通算200号を放った試合でも、2打点を挙げた清宮に主役の座を奪われた。その時は「もう慣れたわ…」と寂しそうな表情を浮かべていた。

 ともあれ主将2年目で責任感の強い男は、チームにとって「起爆剤」でもある20歳の活躍を頼もしく思っている。「若いチームだし、勢いに乗ってやっていければ」と中田。10歳差でキャラも正反対だが、「NK砲」は名コンビになりそうだ。(山田 忠範)

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