大船渡・佐々木、4打数4安打2打点!登板なしもバットで勝利に貢献

[ 2019年5月6日 14:08 ]

春季高校野球岩手県大会沿岸南地区第1代表決定戦   大船渡7―0高田 ( 2019年5月6日    岩手・住田町運動公園野球場 )

<高田・大船渡>初回、先制の適時打を放った大船渡・佐々木(右)はガッツポーズ(撮影・吉田 剛)
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 最速163キロの佐々木朗希投手(3年)を擁する大船渡が6日、岩手県住田町運動公園野球場で行われた春季高校野球岩手県大会沿岸南地区第1代表決定戦で高田と対戦した。

 注目の佐々木は「4番・右翼」で先発出場。登板機会はなかったが、初回に右前適時打、3回に遊撃強襲の内野安打、5回に中前適時打、7回に左前打と4打数4安打2打点と活躍し、チームの7―0でのコールド勝利に貢献した。

 4安打に「みんながつないでくれたので、僕もつなぐ気持ちだった」と振り返った佐々木。試合では背番号10の右腕・和田吟太投手(3年)が8回参考ノーヒットノーランの快投を見せたが、「和田は後ろから見ていて頼もしかった。夏に向けて一緒に頑張りたい。僕はノーヒットノーランやったことない」と話した。

 久々の右翼守備については「打球があまりとんでこなくてよかった」。県大会へ向けて「私立とか強い学校多いので、力を発揮したいです」と意気込んだ。

 3日に住田と対戦した大船渡の初戦では、約1000人収容の釜石市・平田(へいた)運動公園野球場に約2800人の観客が詰めかけた。県高野連によると、住田町野球場は内野収容人数が平田運動公園野球場よりも「さらに小規模」で、一般駐車場を9カ所設置したほか、報道各社には「できれば取材は控えていただきたい。撮影に適した場所はほぼない」と通達。観覧スペースを観客優先で割り当てるため、取材陣には異例の立ち見を要望した。

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