楽天・近藤 プロ初勝利は令和に持ち越し 5回途中4失点「内容が良くなかった」

[ 2019年4月29日 16:09 ]

パ・リーグ   楽天―ロッテ ( 2019年4月29日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>2回1死一、二塁 田村に3ランを浴びる近藤(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の近藤弘樹投手(23)が、またしてもプロ初勝利を手にすることができなかった。チームにとって平成最後の試合となる29日のロッテ戦(楽天生命パーク)で今季2度目の先発。0―0の2回、鈴木、清田に連打を浴び、続く田村に左翼への先制3ランを被弾した。

 打線が1点差に詰め寄った直後の5回、先頭の荻野、角中に連打を許したところで交代を告げられた。「球全体が高く、内容が良くなかったです。ストライク、ボールがはっきりしていて、失投をとらえられれしまった」と悔しがった。

 今季は2軍で開幕を迎え、4月14日のソフトバンクで今季初先発。5回1/3を7安打5失点で黒星を喫した。「平成最後の試合」でプロ初勝利を狙っていた17年ドラフト1位右腕は「たくさんチャンスをもらえる立場ではない。出来れば早く勝ちたいけど、気負わずに投げたい」と意気込んでいたが、悲願の1勝は「令和」に持ち越しとなった。

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2019年4月29日のニュース