【中畑清氏 提言】10連敗DeNAに望む「一致団結」 戦う姿勢感じられず「OBとして寂しい」

[ 2019年4月29日 08:47 ]

セ・リーグ   DeNA2―7巨人 ( 2019年4月28日    東京D )

10連敗となり重苦しい雰囲気のラミレス監督(左から2人目)らDeNAベンチ(撮影・木村 揚輔)
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 今のDeNAにはチームとして戦う姿勢が感じられない。分かりやすいのは攻撃陣。巨人先発の今村をどう攻略するかの工夫が見えてこない。真っすぐ、スライダー、カーブ、フォーク。普通は狙い球を絞ったり逆方向に打つとか決めるのに、ただ来た球に手を出して凡打を重ねる。

 オーダーこそ大和を1番に入れて宮崎を6番に下げたけど、ヒットエンドランなどの策は一切なし。なまじそれぞれが一発の力を持っているからか、全て打者任せ。0―7の8回無死一塁で神里がセーフティーバントを試みた。このような攻撃がどうして序盤からできないのか。データ野球という割には動きがなく、逆に守備では余計なシフトを敷いて逆を突かれている。

 私は12連敗(15年6月)した監督だから偉そうなことは言えないが、あのときは「下を向かずに頑張ろう」を合言葉にしてさ。元気や積極性は失っていなかった。今見せられているのは淡々と9回を消化して「はい、負けました」というだけの試合。OBの一人として非常に寂しい。

 いくら連敗が続いても試合は続く。10連戦は始まったばかりだ。打撃コーチ、投手コーチが「こうやって勝ち試合を持っていく」という指示を出し、全員が同じ方向を向いて戦う。一致団結。そんな空気をつくるベンチワークが欲しい。(スポニチ本紙評論家)

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