星稜 監督不在の中…センバツ後初の公式戦で快勝

[ 2019年4月27日 12:26 ]

春季高校野球石川大会 2回戦   星稜11―0七尾 ( 2019年4月27日    石川県立 )

ナインに指示を与える星稜・山下部長
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 星稜は学校から指導禁止処分を受けた林和成監督(43)に代わり、指揮を執る山下智将部長(37)のもと、選抜大会後初の公式戦を勝利で飾った。今秋ドラフトの有力指名候補・奥川恭伸投手(3年)は登板しなかったが、安土慶投手(2年)、寺沢考多投手(3年)の両左腕が零封。打線も11安打を放つなど投打が確実にかみ合った。

 同監督は3月28日の選抜大会2回戦・習志野(千葉)戦後の会見で、二塁走者がサイン盗みを行っていたと主張。相手控え室へ乗り込み、小林徹監督(56)に直接抗議した。一連の言動を日本高野連、習志野側に謝罪したが、帰郷後に許可なく週刊誌の取材を受け、掲載されたことを学校側が問題視。4月15日に山下部長とともに懲戒処分とすることを発表し、監督は試合結果に関係なく、春季北信越大会が終了する6月4日まで部の指導を禁止された。

 監督不在の中、チームを勝利に導いた山下部長は「試合前は生徒達には“思い切ってやりなさい”と言いました。選手は普段通りの力を発揮できたと思います」と振り返った。一件で自身も懲戒処分を受けているだけに「監督ともども反省し、自分自身を見つめ直したい。センバツの敗戦を受け、チームは一から出直そうとしている。私自身も選手も、もう一度、一から出直したい」と神妙に話した。

 選手達も思いは新ただ。5―0の4回2死、左翼ポール直撃の本塁打を放った主将の山瀬慎之助捕手(3年)は「自分たちが変わらないといけない。センバツに負けたのも自分たちの姿勢の問題。今の状況を考えてやっていきたい」と表情を引き締める。奥川は「夏が終わった後に、この期間がプラスだったと言えるように、監督が帰ってくるまで踏ん張っていきたい。自分たちで考えてできないのが、自分たちの弱さでしたので」と前を向いた。今大会での登板については未定だが「準備だけはしています。どういう場面で行ってもいいように」と見通しを話した。

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