星稜・林監督が指導自粛 サイン盗み疑惑で抗議も

[ 2019年4月13日 12:37 ]

 選抜高校野球大会に出場した星稜(石川)の林和成監督(43)が今月上旬ごろから部員の指導を自粛していることが13日、同校関係者への取材で分かった。2回戦で習志野(千葉)に敗れた後、相手のサイン盗みを疑って試合後、抗議に向かう異例の事態があった。

 関係者によるとサイン盗み疑惑について、林監督が学校の許可を受けずに無断で週刊誌の取材を受けたことなどが原因。星稜が指導の自粛を要請したという。期間については未定。林監督は取材に対し「詳細はお話しできない」と答えた。

 山下智将部長(37)は金沢市内の練習グラウンドで取材に応じ「何とも言えない。しばらくは私が指揮するしかないが」と答えた。星稜は甲子園大会に春13度、夏19度出場し、準優勝の実績もある石川県きっての強豪。今春の選抜大会は優勝候補にも挙げられていた。チームは20日に始まる春季石川大会に出場する。(共同)

続きを表示

2019年4月13日のニュース