桑田氏 PL学園OB練習試合で1回1失点2K「お恥ずかしい程度に」 背番号は81

[ 2019年4月13日 10:28 ]

<マスターズ甲子園PL・創価>先発登板する桑田真澄氏(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 伝説がよみがえった。11月に行われるマスターズ甲子園出場を目指すPL学園OBチームが13日、大阪府内で関西創価OBチームと練習試合を行い、PL学園野球部OB会会長の桑田真澄氏が初めて参加。「PL GAKUEN」のユニホームに袖を通した。

 「4番・ピッチャー」で先発出場。背番号はプロ時代の数字を逆にした「81」だ。ブルペンで24球を投げ肩をつくると、マウンドへ。先頭打者に初球を左前へ運ばれたが、続く2番打者をカーブで見事空振り三振に。3番には死球を与えるなど1死満塁のピンチを招いたが、5番打者を投ゴロに打ち取り、併殺でチェンジ…かと思いきや、遊撃手の悪送球で1点を先制された。しかし続く6番打者は見逃し三振に。試合前には「まだ全然体つくってないので、今日はお恥ずかしい程度に」と話していたが、変化球の曲がりやコースに丁寧に投げ分ける姿は、高校、プロ時代をほうふつとさせた。1回21球を投じ、1安打1死球2奪三振1失点(自責0)という内容だった。

 その裏、4番打者として打席へ。無死満塁の絶好機で、右翼手の前にポトリと落ちる適時打を放ち、打点も記録。4番としての仕事もきっちりと果たした。マウンドは1イニングで降りたが、練習試合の特別ルールで2打席目にも登場。惜しくも中飛に倒れたが、野手の正面を突いた当たり。鋭い打球を飛ばした。

 この日はテレビカメラ6台や地元の広報担当も駆けつけ、注目度の高さをうかがわせた。PL学園OBチームは21日に大阪府予選の1回戦で東淀川OBチームとの対戦を控えている。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月13日のニュース