阪神、4番・大山が決勝弾締め 「自分のスイング」で4号ソロ

[ 2019年3月25日 05:30 ]

オープン戦   阪神8―4オリックス ( 2019年3月24日    京セラD )

<オ・神>2回、左越えにソロ本塁打を放つ大山(撮影・坂田高浩)
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 阪神・大山悠輔内野手(24)は24日、オープン戦最後となったオリックス戦(京セラドーム大阪)で決勝本塁打を放った。2回無死から左越えに4号ソロを放ち一挙7得点の口火を切った。ヤクルトとの開幕戦の舞台で最近2試合は無安打だったが、最後の最後でモヤモヤを吹き飛ばす一発。プロ3年目で初めて開幕4番を務めることが決まった大砲が矢野阪神の大きな得点源となるはずだ。

 やはり4番が打つとチームは盛り上がる。2回の7得点の猛攻も大山の一撃から始まった。先頭で打席に入ると3ボール1ストライクから相手先発・榊原の真ん中直球を逃すことなく、完璧に仕留めた。

 「ここ数試合、自分のスイングができていなかったので、自分のスイングをしようと心がけて打席に入りました。その結果がホームランになって良かったです」

 打った瞬間に本塁打を確信する一撃は左翼席中段に突き刺さった。この一発が起点となり猛虎打線が爆発。6安打7得点と集中攻撃を展開し、序盤にして流れを大きく引き寄せた。20日ヤクルト戦の初回にも自身の本塁打から打線がつながり5得点。打線の勢いを左右するのが4番だということを改めて感じさせた。

 開幕カードの舞台となる京セラドーム大阪では、昨季14打数5安打の打率・357、1本塁打、5打点。データ量が少なく一概に言えないが、この日の好感触が残像になることは間違いない。

 21日ロッテ戦の2打席目から11打席無安打とトンネルに入りかけていた。「人間なので、ひきずるところはあります」。悪い結果を完全に忘れ去ることはできない。それでも、連日試合があるプロ野球では気持ちの切り替えが必要不可欠。ネガティブな感情との戦いに勝ち、最後に一発を生み出した。

 「4番やからね。まだまだ成長を求めたいところ。本人もそういうつもりで行っていると思うけど。ここからもう1本、もう2本って打てるように」

 凡退した他の3打席を指摘したのは矢野監督だ。当然ながら大山も承知しており「その後の打席が反省です」と慢心をのぞかすことはなかった。チームの主砲を託す者、託される者――。求めるのは互いにもっと上のレベルだ。

 指揮官は試合後に開幕戦も大山に4番を託すことを明言。既定路線だが、大山自身は春季キャンプから「焦りはありますよ。結果を出さないと試合に出られない」と常に見えない恐怖と戦ってきた。その姿勢はこれからも変わらない。「修正プラス、レベルアップしていきたい」。さらに気持ちを引き締め、シーズンへと歩みを進める。(巻木 周平)

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