雄星、30日に米デビュー 昨季王者斬りで初勝利目指す

[ 2019年3月25日 02:30 ]

投球練習する菊池
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 マリナーズ・菊池雄星投手(27)の米国デビューが、29日(日本時間30日)にシアトルで行われる米本土2試合目となるレッドソックス戦に23日(同24日)、決まった。スコット・サービス監督が公表した。21日、東京ドームでのメジャー初登板では、勝利投手の権利まであと1アウトに迫りながら降板。昨年の世界一軍団相手に、メジャー初勝利を目指す。

 菊池はこの日、本拠地Tモバイル・パークで初めての練習。投内連係などに取り組んだ。新たなるホームグラウンドの印象を「きれいな球場というのが一番」と語った。

 首脳陣は東京での開幕シリーズ同様、米国でもゴンザレスに続くローテーションの2番手に菊池を指名した。しかも、相手は昨季の首位打者ベッツや打点王マルティネスらが名を連ねる昨季王者レッドソックス。「2試合目は大事な試合。任せてもらえる責任を持ちながら準備したい」と意気に感じつつ「より一層気を引き締めて対策をしっかり練りたい」と意気込んだ。

 メジャー初登板を飾った21日のアスレチックス戦(東京ドーム)では4回2/3を投げて2失点(自責1)。勝利投手の権利目前で降板したが「悔しさより充実感の方が強かった。特別な試合で自分の投球がある程度できた」と手応えも残った。

 デビュー日がイチローのラストゲームとなる巡り合わせ。試合中に引退を知ったという左腕は、背番号51とのハグの際に号泣した心境を「最初で最後のイチローさんとの試合。これが最後なんだと。そういう気持ちが強くなって思わず泣いてしまった」と告白した。

 イチローには「1年目から結果を出して実力を示すことが大事」と言われている。「肝に銘じながら1試合目から、地元の皆さんに認めてもらえるような投球がしたい」。レジェンドの金言を胸に、昨季の世界一軍団を斬る。ファンの心をつかむには最高のシナリオだ。

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