広島 新オーダー不発、リーグ4連覇へ最大の課題 3番が決まらない

[ 2019年3月18日 06:11 ]

オープン戦   広島0―0オリックス ( 2019年3月17日    マツダ )

<広・オ>6回1死一、二塁、田中広は遊飛に倒れる(撮影・奥 調)
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 広島は17日のオリックス戦(マツダ)に決め手を欠いて0―0の引き分けに終わった。今春のオープン戦で初めて1番・西川、3番・田中広の新オーダーを組んだものの不発。中でも、移籍した不動の3番・丸の後任を誰が務めるか…は、依然不透明なままだ。開幕の足音が近づく中、リーグ4連覇打線構築への試行錯誤は続く。

 6回の好機が見せ場だった。1死一、二塁で打席には今春初めて3番に起用された田中広。1、2球目の146キロ直球を空振り、ファウルし、カウント2―2となってからの5球目だ。甘く入った145キロの直球。だが、球威に押されてあえなく遊飛に終わった。

 「(先発したオリックス・榊原は)いい投手。ちゃんと振りにいけていたので、そこはよかったと思う」

 この回は、先頭の安部がチーム初安打となる左前打。1番・西川が犠打を決め、菊池涼が四球を選んで迎えた場面だった。リードオフマンが主の29歳にとっては調整途上。実績があるだけに、結果ではなく打席でのアプローチを重視するのは当然だ。淡々と続けた。

 「(3番は)春季キャンプの時に言われていた。3番目に打つ打者としてやってくれ…と。僕が決められることじゃないけど、今の段階で打順を意識することはないですね」

 不動の3番・丸の後任を誰が務めるのか。今春ここまでのオープン戦9試合では、坂倉が3試合、西川が6試合。田中広の起用は緒方監督の提案で、候補に挙がる安部や松山はまだ1試合も3番に入っていない。懸案は解決されないままだ。

 迎打撃コーチは、連動する1番・西川に言及し「今日に関しては入りは悪くなかった」と、四球で出塁した初回などを評価。一方では「安部と松山の状態が上がらないので、試そうにも試せない。上がってくれば、もっと試せることがある」と悩ましげに話した。

 今季の開幕まで10日余り。現状では西川が一歩リードするが、不透明さは拭えない。東出打撃コーチは、こうした状況を想定してか「出塁率の高い選手に入ってほしいけど、1番も含め、シーズンに入っても決まらないと思う」と語った。

 近未来を見据えれば坂倉を育て、野間を一本立ちさせたい。あるいは実績のある中堅選手がつかむのか。光はまだ見えない。 (江尾 卓也)

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