阪神 西、雨も雹も2度の中断もなんの 集中切らさず5回1失点

[ 2019年3月18日 09:16 ]

オープン戦   阪神7―3西武 ( 2019年3月17日    甲子園 )

<神・西>雹が降る中、力投する西(撮影・北條 貴史)
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 雨にも負けず、雹(ひょう)にも負けず、2度の中断にも負けず――。悪条件すらポジティブに受け止めるのが阪神・西という男だ。初回1死一塁、西武の秋山に3球目を投げた直後に雨脚が強まり一度、ベンチに下がった。7分後に再開されたが、集中力は切れない。秋山をスライダーで空振り三振に仕留めると、スプリットで山川のバットを折り中飛に封じた。

 「いい勉強になりましたね。屋外球場なので、こういうことは全然あると思う。なかなか体験できないこと。気持ちが切れかけそうになるけど、しっかり自分を考えながら待つ時間も大切なのかなと思う。悪天候は全然ウエルカムなので」

 3回の自軍攻撃中に2度目の中断もあったが、気持ちをリセットできるのが西の強み。5回は先頭への四球に自身の失策も絡んで1点こそ失ったが、5回を投げ4安打3奪三振、1失点(自責0)。68球では物足りず、すぐさまブルペンに直行し約30球を“おかわり”した。「最後が悪すぎましたね。引きずっているというか、頭から離れない。今後、二度とこういうことがないように」と猛省した。

 オープン戦はこれで3週連続で日曜日に登板。中6日の登板間隔を保っており、順調なら31日の開幕3戦目(対ヤクルト)に回る。矢野監督が「いつ開幕がきても大丈夫というふうに見える」と話す通り、調整は順調そのものだ。次回登板は24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)。ここでは打席にも立つ予定で、古巣相手の一戦で最終仕上げに入る。

 日曜日にはめっぽう強い。通算74勝を曜日別に見ると、日曜日と火曜日がともに21勝でトップだ。「心から楽しんで野球をやるべきだと思っています。何回か野球ができなくなった身なので。今、自分がマウンドに立てていることの幸せやありがたみがわかるので」。虎移籍後初の公式戦マウンドとなる3・31も笑顔の“サンデー勇ちゃん”が見られそうだ。(吉仲 博幸)

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