選手たちが果たす“広告塔”の役割 巨人・菅野が言った「注目」の意味

[ 2019年3月6日 09:00 ]

車いすバスケットを体験する巨人・菅野(撮影・篠原岳夫)
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 3日のヤクルト戦後の東京ドーム。「G hands」と書かれたパーカーに袖を通した選手たちが、グラウンドに出てきた。この日は、巨人が15年3月から始めた社会貢献プロジェクト「G hands(ジーハンズ)」の一環として、選手やファンが一緒にパラスポーツを体験するイベントが行われた。

 車いすバスケットボールやブラインドサッカーに挑戦。代表取材に応じた菅野は「注目されることで、競技をやっている人が“もっと頑張ろう”と思ってくれるような環境になってくれるといい。来年の東京五輪に向けても、いい時間になったと思います」と笑顔で振り返っていた。

 菅野が言う「注目」の意味。2月の春季キャンプ中には15年から続ける社会福祉法人「日本介助犬協会」への支援活動として贈呈式を行った。その際にもカヌーとパラバドミントンの2種目で東京パラリンピック出場を目指す我妻進之さんとバドミントンを行い、最後には「大きく報道してください」と報道陣に呼びかけた。

 巨人やプロ野球選手だけに限ったことではないが、スポーツ選手は全力で試合に臨んで感動や勇気を発信することはもちろん、試合以外でも“広告塔”として果たせる役目は多い。3日のイベントでは、直前まで試合に臨んでいた坂本勇や菅野、岡本らが参加。「試合を終えたばかりの選手を間近で見たり、一緒に何かをするという機会はなかなかないと思う」と関係者が話したように、参加したファンも思い出に残る特別な時間を過ごせたのではないだろうか。

 球団と選手が一体となって行う社会貢献活動。シーズン中などは時間の制限もあるだろうが、今後もこのような素晴らしい機会が数多く設けられることを期待している。(記者コラム・川手 達矢)

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