西武・ニールが入団会見 ダルから日本情報もらった「登板試合は全て勝てるように」

[ 2019年1月30日 16:43 ]

入団会見で渡辺GM(右)と握手する西武・ニール
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 西武の新外国人ザック・ニール投手(30=ドジャース)が30日、埼玉県所沢市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。「シーズン通して先発として頑張りたい。登板した試合は全て勝てるように全力で投球するだけ」と意気込んだ。

 1番の魅力は制球力だ。シンカーやチェンジアップ、スライダー、カーブなどの球種を操る右腕は「もっているすべての球種に自信を持っている。四球を出さないところに自信をもっている。積極的にバッターに向かっていってストライク先行で攻めていければ」。昨年、マイナーリーグでの登板を視察した渡辺久信GMも「四球の少なさが特出している。どんどんストライクゾーンで勝負してくれればいい」と期待を寄せる。メジャーでは31試合に登板し、2勝4敗と実績はほとんどないが、渡辺GMは「数字うんぬんではなく、投球スタイルが日本に合っている。大崩れしないタイプ。先発投手として期待している」と目を輝かせた。

 日本球界への移籍が決まってからは、ダルビッシュ有投手(32=カブス)から日本の情報を収集。ダルビッシュとはオフに利用していたテキサス・ダラスのトレーニング施設が一緒だったといい、日本の天候やリーグについて話をしたという。日本語は現在勉強中だが、「2月のキャンプが終わる頃には簡単な日本語でコミュニケーションがとれたらいい」と笑顔をみせた。

 来日前は6度のブルペン投球を行っており「90%の力で投げれている」と状態の良さをアピール。入団会見後は西武第2球場でストレッチやキャッチボールを行い、汗を流した。

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2019年1月30日のニュース