阪神ドラ4斎藤 VS近本&木浪に闘志「社会人を代表する打者」

[ 2019年1月28日 05:30 ]

鳴尾浜球場で軽快に自主トレをおこなう斎藤(撮影・大森 寛明)
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 阪神のドラフト4位・斎藤(Honda)は「同期斬り」で猛アピールを狙う。27日に鳴尾浜での新人合同自主トレを打ち上げ、早くも春季キャンプ初実戦となる2月7日の紅白戦にロックオン。同じ宜野座組の新人2人との対決に闘志を燃やした。

 「社会人時代もなかなか対戦することができなかった。社会人を代表する打者でもあったんで、対戦はすごく楽しみです」

 大阪ガスとはチーム同士の対戦はあったが、近本との直接対決はなかったという。Hondaの同僚・木浪とは紅白戦などでも「(対戦は)記憶にないぐらいです」と話した。ただ、社会人屈指の左打者だった二人の実力は熟知。ともに「2・7」での猛アピールを狙っており、相手に不足はない。

 合同自主トレでは5度のブルペン入り。得意のスライダーなども試投し「何回かブルペンに入って、捕手を座らせて投げることもできたし変化球も投げられた。まず2月7日の紅白戦に向けて準備していきたい」と充実した表情で振り返った。

 山形出身だが、沖縄キャンプは社会人時代にも経験済みで環境面も不安なし。「ソーキそばとか好きなんで。ステーキとかも」と沖縄グルメでスタミナを付け厳しいキャンプを乗り切る構え。20日のブルペン投球を視察した矢野監督からも称賛されており、まずは同期を料理して開幕1軍に向け、ひた走る。 (山添 晴治)

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2019年1月28日のニュース