大谷、市民栄誉賞辞退 岩手県奥州市が新設提案も「まだ道半ば」

[ 2019年1月11日 05:30 ]

エンゼルスの大谷
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 昨季のア・リーグ新人王に輝いたエンゼルス・大谷が、出身地の岩手県奥州市が新設予定だった市民栄誉賞を辞退したことが10日、分かった。同市担当者によると、昨年末に家族と関係者を通じ、文書で「大変ありがたい話ですが、まだ道半ばなので辞退したい」と申し出があった。

 同市は昨年11月に大谷が新人王に選出されたことを受け、市民栄誉賞授与の検討を開始し調整を進めていた。小沢昌記市長(60)は9日の定例記者会見で「ご本人の意思を第一として考えるべきであるという考えから、その意向に沿うことにしました」と説明。栄誉賞の創設も見送る方針も示した。

 同市は昨年8月に地元企業や団体で設立した「大谷翔平選手ふるさと応援団」などの活動を通じて今後も大谷を応援していく。

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2019年1月11日のニュース