現役引退の城所 胴上げ4時間後に戦力外予感「松田さんとお好み焼きを食べていたら…」

[ 2018年12月31日 01:05 ]

ソフトバンクを戦力外になった城所(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクから戦力外通告を受けた城所龍磨外野手(33)が30日放送のTBS系「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」(後11・00)に出演。日本一翌日に受けた戦力外通告の裏側を明かした。

 16年交流戦ではMVPに輝き、今季も41試合に出場していた城所。戦力外通告を予感したのはソフトバンクが日本一に輝き歓喜の胴上げを行ったわずか4時間後。「夜中の1時半に松田(宣浩)さんとお好み焼きを食べていたら、球団の方からの電話が鳴った。“来たか”という感じだった」と振り返った。

 11月13日に行われた12球団合同トライアウトでは4打数2安打1盗塁とアピールしたが、プロ球団からの連絡はなし。2人の娘の父親でもある城所は「家族のことを一番に考えないといけない」と現役引退を決意し、球団傘下の少年野球チームの指導者に就任することが決まった。

 城所の現役続行を最も望んでいたのは6歳の長女・杏璃ちゃん。城所が「パパね、野球できなくなった。ユニホームを着て野球はできなくなったの」と告げると、杏璃ちゃんは残念がりながらも「お疲れさま」と笑顔で父をねぎらっていた。

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2018年12月30日のニュース