栗山監督 “殿馬”出てこい!意外性感じさせる若手期待

[ 2018年12月30日 05:30 ]

日本ハムの栗山監督
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 日本ハムの栗山監督がレギュラー不在の二塁について言及。人気野球漫画「ドカベン」で明訓高校の二塁を守る「殿馬一人」の名前を挙げて「白鳥の湖やG線上のアリアとか秘打が打てるからね。もう一回、おもしろいチームを作りたいと思っている」と個性のある若手の台頭に期待した。

 16年までは田中賢が二塁のレギュラーとして君臨。同年はリーグ優勝と日本一を達成した。同ポジションを固定できなかった17年は5位で今季は3位。二塁は来季以降も大きな課題だ。今季後半に積極的に起用された渡辺、石井一、横尾らがポジション争いを展開しそうだが、指揮官は「何かしでかすんじゃないか?という雰囲気がある選手は使いたくなる」と「個性」や「意外性」を感じさせる存在を求める。

 殿馬は打席で繰り出す秘打だけでなく、二塁守備も華麗な動きを見せる人気キャラクター。個性の集まりでもある明訓高校の中でも異彩を放つ殿馬のような二塁手が育てば、優勝の可能性は高まる。(山田 忠範)

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2018年12月30日のニュース