オリ増井 “人的補償”竹安サポート約束 弟が高校で指導の縁

[ 2018年12月30日 05:30 ]

子供たちに教える増井(撮影・椎名 航)
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 オリックスに人的補償で移籍する竹安大知投手(24)に強力援軍が現れた。29日に静岡県人会の野球教室に参加。同郷の先輩で来季からチームメートになる増井浩俊投手(34)が熱いサポートを約束した。

 「弟と縁があるし、キャンプから一緒にやれると思うので、ぜひ頼ってほしい。うちは先発ローテに誰が入るか分からないし、期待があると思う」

 実は増井の弟の裕哉さんは、伊東商の監督で竹安の恩師という間柄。以前からお互いに“存在”を知り合っていた仲で、移籍が決まった直後には裕哉さんから「オリックスに行くからよろしく頼みます」と連絡があったという。昨年の野球教室以来1年ぶりに再会して早速、食事会の開催を約束。「焼き肉」という予定まで固めるサポートぶりだ。

 竹安は「ありがたいです。増井先生からも“頑張れよ”と言葉を頂いた。増井さんはすごい経験をされた方なので、何か盗めるように頑張りたい」と感謝。「選んでもらったので結果で(阪神に)恩返ししたい」と古巣への思いも語った。オリックスは金子、西と先発二枚看板が抜けただけに大チャンス。「キャンプが大事。(先発ローテーションを)狙っていけるようにしたい」と決意表明した。増井兄貴という力強い援軍がいるだけに安心して移籍できそうだ。(鶴崎 唯史)

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2018年12月30日のニュース