ソフトバンク・千賀 昨年に続き米挑戦を直訴、年明け1月にも改めて話し合いの場

[ 2018年12月28日 15:14 ]

<ソフトバンク契約更改>契約更改し会見する千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの千賀滉大投手(25)が28日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、3500万円増の1億6000万円でサインした。

 昨年12月の交渉の場でポスティングシステムを利用しての米挑戦を直訴していた右腕。この日も改めて直訴し、「話す場を設けてほしい」と求めた。球団は、これまで一貫してポスティングでの移籍は認めていないが、「野球人として大きな目標があった方が良い。ファンの方などは数年の成績を見て中途半端だと思っているかもしれないけど、一人の野球人として、アスリートとして、上を目指してどう取り組んでいくか」と自身のモチベーションに言及した。「凄い舞台だし、憧れの地。もっと頑張らないと駄目というのも分かっている。でも、発信することによって、自分にプレッシャーをかけるのもいいのかなと」と思いを口にした。

 三笠杉彦球団統括本部長は「基本的にはホークスで長くやってもらいたいということ。ポスティングは球団が持っている権利で(選手の)要望であるのは自由。常に環境と意識は変わっていくので、球団の権利としてどういうメリットとして考えるのかなど、整理して考えるべきことではある」と説明した。年明け1月にも改めて話し合いの場を設ける。

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2018年12月28日のニュース