ベンツもらった巨人・岡本 AI搭載宣言 レギュラー2年目、相手の徹底研究に対抗

[ 2018年12月28日 05:30 ]

贈られたメルセデス・ベンツの前で、力強いスイングを見せる岡本(撮影・森沢裕)
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 巨人の岡本和真内野手(22)が27日、「2018ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」に選ばれた。都内で行われた贈呈式でメルセデス・ベンツ「A180Style(車体価格362万円)」を贈られた岡本はAI(人工知能)並みの学習力を搭載することを誓った。

 「相手も研究してくる。(野球も)対戦を覚えながら、学習しながらということが大事」。同ブランドで初のAI搭載車になぞらえた。同車のCMで運転手が「ハーイ、メルセデス」と呼びかける姿を目にして「自分の車にも言ってみたんですけど全然ダメでした」と笑いを誘った。

 来季は対戦傾向を「プログラミング」する。史上最年少22歳で「3割30本塁打100打点」を達成。レギュラー2年目は、相手投手が徹底研究してくる。今年の漢字には「勉強の一年だった」と「勉」を挙げ「来年の攻め方も変わってくる。考えるところもいろいろある」と思考を巡らせる。

 理想の4番像は、初回から「起動」すること。今季は初回に16打点を挙げる一方で、打率・236。「初回のチャンスで打てないことが多かった」と振り返り、「初回に点を取れれば楽な展開になる。しっかり還せるように」と思い描いた。

 スーツの太腿部分はパンパンで、同車の運転席に座った瞬間に股部分が破れるハプニングがあったが「下半身を中心にトレーニングしているので、その成果が出た」と笑い飛ばした。ヤナセは3月末で新車累計販売実績が200万台を達成。岡本は「ベンツのようにケガをしない丈夫な体で戦い抜けるように。(ヒットを)200本打てたらいいですけど、ホームラン40本」と目標を掲げた。 (神田 佑)

 ▽ベンツA180Style 10月18日に発売された4代目Aクラスのハイグレード版。最大の特徴は音声認識情報システム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」。「ハイ、メルセデス」と声を掛けると起動し、会話が可能に。「東京ドームに行きたい」「駐車場を探して」「家に電話して」「少し暑い」「明日の天気は?」などの問い掛けに、カーナビやエアコン操作などで応えてくれる。価格は362万円(税込み)から。

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