TBS特番「戦力外通告」 胴上げ翌日にクビ宣告…長女に背中押されたベテランの挑戦

[ 2018年12月28日 08:00 ]

合同トライアウトを受験した城所とそれを支えた家族(C)TBS
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 海を渡り、二刀流で大活躍した大谷翔平投手(24)が大リーグ新人王に選出された2018年シーズンオフ。一方で戦力外通告を受け、プロ野球の世界を去らなければならない男たちもいる。年末恒例のTBS特番「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」(30日放送、後11・00)では、戦力外通告を受けても夢を諦めきれない“崖っぷち”の選手たちに密着する。

 11月13日、大谷がメジャーの新人王に選ばれた日。福岡では、戦力外通告を受けた男たちが、最後の望みをかけて、12球団合同トライアウトに挑んでいた。

 城所龍磨外野手(33)もその中の一人だった。中京(岐阜)から03年ドラフト2巡目で入団。守備・走塁のスペシャリストとして、主に代走や守備固めで出場し、常勝軍団ソフトバンクにとって欠かせない存在に。16年交流戦ではMVPに輝く活躍も見せた。

 城所は今年の日本シリーズもチームに帯同。2年連続の日本一に輝き、胴上げ、ビールかけにも参加した。ところが、歓喜に酔いしれたその翌日にまさかの戦力外通告。「びっくりしました。このタイミングなんだ…と思いました」と戸惑いを隠せなかった。

 守るべき家族もいる。6年前に結婚した妻と2人の娘。6歳の長女は城所がプロ野球選手だと理解し始め、テレビの前で応援することもあった。その長女の「野球を続けて欲しい」という思いも、城所の現役続行への意欲を後押し。合同トライアウト受験を決断させた。

 番組は城所のほかに、元ヤクルトの古野正人投手(32)、元オリックスの塚田貴之投手(25)の挑戦にも密着。トライアウトの結果は―。3人のもとに吉報をもたらすオファーの電話は届くのか―。今年で15回目となる「プロ野球戦力外通告」。今年も人生の岐路に立たされた男たちが自分の進むべき道を選んだ裏側が明かされる。

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