立大・松崎 主将で磨いた“営業力”生かす 広告代理店でワクワクする生き方を

[ 2018年12月27日 05:30 ]

来春から広告代理店に勤める立大・松崎
Photo By スポニチ

 東京六大学野球リーグ各校の4年生進路が出そろった。横浜高で主将を務めて甲子園に出場し、立大でも主将を務めた松崎健造外野手(22)は競技引退を決断。大手広告代理店・博報堂入社が内定し、卒業後は培ったリーダーシップで人間としてさらなる成長を誓った。

 同世代の中でも「主将の中の主将」と呼び声が高かった松崎が、ユニホームを脱いだ。プロを目指していた時期もあった。ただ「脇役タイプだし、一芸に秀でていたわけでもない。野球が終わった後の人生の方が長い。ワクワクする方を選ぼうと思った」という。

 小学校から所属した全チームで主将を務めた人格者。高校では浅間や高浜(ともに現日本ハム)らと同級生で春夏甲子園に2度出場し、立大3年時には日本一も経験した。リーダーとして重圧や苦悩も多かったが「監督の思いをいかに伝えるか」と奔走。「社会人で言えば、これって営業みたいなことなのかな」と気づいた。リーグ戦のポスター撮影で広告代理店のチームワークに触れたこともきっかけとなり、1社に絞って受験して見事に内定を勝ち取った。

 文武両道も貫いた。立大には指定校推薦で進み、文学部のフランス文学専修に在籍。現在は小説やオペラで有名な「椿姫」を題材に卒業研究に取り組む。「常に目の前を頑張る主義。まずは身近な人を幸せにしたい」。新たな一歩を踏み出す。 (松井 いつき)

 ◆松崎 健造(まつざき・けんぞう)1996年(平8)6月3日生まれ、福岡県出身の22歳。小3から野球を始め小、中で全国大会を優勝。横浜では二塁手として1年秋からベンチ入り。立大では2年春からリーグ戦に出場し、主に外野手。1メートル70、72キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2018年12月27日のニュース