原巨人“危機管理ローテ” 先発6番手と2軍1番手の登板日合わせる

[ 2018年12月26日 05:30 ]

巨人の原監督
Photo By スポニチ

 巨人・原監督が、来季の投手陣に「危機管理ローテーション」を敷く方針を示した。「A投手が(1軍で)投げるときに(次に1軍に近い投手をファームで)投げさせる状況にしておけば、仮にA投手がこけた場合に、“さあいこうじゃねえか”というふうになる」と私案を披露した。

 有事に備えて、万全を期す。先発ローテーション投手について「理想は5枚」としながら日程を加味し「たぶん6人で回ることになると思う」と話す。順当にいけば、菅野や山口俊に加え、新加入の岩隈は当確となる可能性が高い。

 一方で、6番目の投手は失敗が続けば、2軍落ちが迫る。その6枚目が投げる日。同日の2軍戦で、ファームの中で最も1軍に近い投手を投げさせる。これが指揮官が披露する「危機管理ローテーション」だ。選手同士も互いに意識することで、チーム力の向上にもつながる。最善を尽くして、シーズンを戦い抜く。 (川手 達矢)

続きを表示

2018年12月26日のニュース