中日・伊藤康　飛躍へソフトＢ千賀から学ぶ「蒲郡のスターですよ」

中日の伊藤康
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　地元が生んだスーパースターから活躍の極意を学ぶ。中日の伊藤康が２３日、故郷の愛知県蒲郡市が主催する野球教室に参加する。ともに参加するのが同市出身のソフトバンク・千賀。初対面となる伊藤康は「蒲郡のスターですよ。オフの過ごし方とか聞いて学べたら」と目を輝かせる。

　千賀はフォークを武器に３度の２桁勝利を挙げ、１７年の第４回ＷＢＣでは侍ジャパンからただ１人、優秀選手に選ばれ「育成の星」から日本を代表する右腕へと成長した。

　活躍が認められ昨年、同市のスポーツ栄誉賞を受賞し、観光大使にも就任。市役所や蒲郡駅の観光案内所には等身大パネルや記念品が設置された。伊藤康も「活躍していつかその横に自分のものが並べたらいいですよね」と夢を見る。今季はルーキーながらウエスタン・リーグでチーム２位の９３試合に出場。プロのレベルを経験したものの１年間戦う体力を身につけた。野球教室は地元の子どもたちを対象に指導する側だが「世界の千賀」から自身も学び、２年目の飛躍へつなげる。