広島・山口 2年目開花へ弱気返上「先輩に少し遠慮してしまった」

[ 2018年12月23日 05:30 ]

野球教室で指導する山口(右)と床田
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 広島市安佐南区での野球教室に参加した広島・山口は“2年目開花の法則”を継承するべく、弱気返上を誓った。

 秋季キャンプでは高卒新人で唯一、1軍に招集されたものの、シート打撃登板では「先輩に少し遠慮してしまった」と不完全燃焼に終わった。春も1軍に招集されれば、同僚の田中、菊池、鈴木ら主力と対戦する可能性もあるだけに、「すごい先輩にも強気でいければ、おのずといい球を投げられる。若々しく真っすぐで押したい」と早くも直球勝負を宣言して、アピール機会を心待ちにする。

 最速151キロの直球に力強さを増すためにも、体重79キロからの3キロ増量を目指している。今季、高卒2年目の高橋昂が開幕ローテーション入りしてプロ初勝利をあげると、同じく2年目のアドゥワも53試合登板。来季2年目の山口も結果を出せれば、先発機会が与えられる可能性は十分にある。「年が近くて目標にできる選手がいるので早く追いつきたい。2人みたいな活躍をして、この流れを途切らせずに後輩につなぎたい」と、先輩に続く覚悟を示した。(河合 洋介)

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2018年12月23日のニュース