【22日の主な契約更改】救援投手の明暗 ソフトB森1億5000万円増、楽天・松井3000万円減

[ 2018年12月22日 21:30 ]

年俸2億8000万円で契約を終えた森(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 プロ野球のソフトバンク、楽天で22日、契約更改が行われた。

 ソフトバンク・中村晃外野手(29)が8000万円アップの年俸2億4000万円プラス出来高払いの4年契約を結んだ。今季は136試合に出場し自己最多の14本塁打を放ち打率・292をマーク。「複数年を提示してもらって素直にうれしかった。自分の中では1年1年が勝負だと思っている。4年というのは考えず、1日1日をしっかりやっていきたい」と話した。

 ソフトバンク・森唯斗投手(26)が1億5000万円アップの年俸2億8000万円プラス出来高払いでサインした。今季は5年連続50試合登板を果たし、サファテが離脱後には抑えとしてリーグ最多の37セーブでタイトルも獲得した。「最高の評価をしてもらった。想像以上だった。うれしいの言葉しかない」と喜んだ。

 楽天の松井裕樹投手(23)が22日、2度目の契約更改に臨み、年俸1億4000万円から3000万円減の、1億1000万円プラス出来高でサインした。「春先の投球に関しては厳しい評価をいただいた。来季はまず1軍で、1年間高いクオリティを維持したい」。プロ5年目の今季は、53試合に登板し、5勝8敗。10月には4年ぶりの先発マウンドに立つも、セーブ数は自身最小の5に留まった。1回目の契約更改では、今回と同額程度の1億1000万円と見られる提示を保留。「条件面も含めてもう少し話し合いたい。来季の起用法が分からないところもあるので、その辺の細かいところを話し合って詰めていきたい」と2度目に臨んだ。起用方法について、契約更改に挑む数日前に平石監督から「抑えで力を貸して欲しい」と連絡。今回の交渉では、「気持ち良く判を押させてもらった」と言った。13日には女優の石橋杏奈さん(26)と入籍した左腕。来季に向けて、「仕事もある中で、仙台に来てサポートしてもらえる。より責任を持ちたい」と話した。

【ソフトバンク】

中村晃外野手2億4000万円(+8000万円)

森唯斗投手2億8000万円(+1億5000万円)

【楽天】

松井裕樹投手1億1000万円(−3000万円)

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月22日のニュース