阪神・北條、闘病中の子供に全試合出場誓う「僕の顔覚えていて」

[ 2018年12月22日 09:21 ]

医療施設のクリスマス会に参加した北條(撮影・北條 貴史)  
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 阪神・北條史也内野手(24)は21日、大阪府和泉市にある「大阪母子保健総合医療センター」を慰問し3年連続でクリスマスパーティーに参加。来季はケガに負けることなく、自身初となる全試合出場を子供たちに誓った。

 「これからも毎年来るので僕の顔を覚えていてください。来年ずっと試合に出るので、テレビで見ていてください!」

 左肩亜脱臼を乗り越え、鮮やかに復活する姿を見せられれば、病気と戦う子供らを、さらに勇気付けられるはず。今季は打率・322の高水準をキープしていた矢先に離脱し「半分も出ていない」と62試合出場にとどまった。だからこそ、その悔しさを原動力に来季目標は定まっている。

 「最初から最後までという気持ちを持っています。全試合というのは成績が良くないと出られない。そんなに(まだ)信頼されていませんし、ダメだったらすぐに途切れる。全試合出るという気持ちでやってます」

 来季7年目の漢字に『進』を選んだ。「ケガする前の体に戻るのではなく、それ以上の体を作って進化していきたい」。つかみかけては離れていった遊撃の定位置。争いは変わることなく激しく、ベテランの鳥谷や多数いる同世代も同じく強い思いで、1つしかないイスを奪いにくる。

 今オフには継続的な社会貢献活動やファンサービスに取り組む選手を球団が表彰する「若林忠志賞」を受賞。その活動資金としてもらった100万円を同センターに寄付した。来年は結果も残し、胸を張って訪問する。(巻木 周平)

 ≪子供たちから刺激≫クリスマスパーティーではさまざまな企画が行われた。質問コーナーで子供たちから「初めてもらった給料で買ったものは?」と聞かれると、北條は「ブランドもののダウンジャケットです」と答えるなど“素顔”が見える振る舞いで楽しませた。「僕は本当に健康なので、その分、子供たちのためにという思いは毎年持っています」と逆に刺激を受けたもようだ。

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