高知・室戸高 女子硬式野球部を四国IL高知が支援、協定結ぶ

[ 2018年12月22日 05:30 ]

高知県の尾崎知事、高知FD駒田監督と記念撮影を行った室戸高校女子硬式野球部の選手たち
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 女子野球で一流を目指すなら室戸高校へ――。全校生徒数約150人、四国・東南端にある高知県室戸市の室戸高校女子硬式野球部を、プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属する高知ファイティングドックス(高知FD)が指導・支援することになり、高知県庁で協定書調印式が21日行われた。

 同校・廣瀬法民校長、高知FD・梶田宙社長のほか、同県・尾崎正直知事(51)、高知FD・駒田徳広監督(56)が立会人として出席。尾崎知事は「プロの皆さんから指導を受けられる高校の野球部、女子野球部って、ほかにはないと思います。全国から野球を志す少女の皆さんに室戸高校へ来てくれることを願っております」と、室戸市、室戸高校の活性化に期待するコメントを送った。

 また、高知FDの駒田監督は「野球を広めてくれるのも女子、プロ野球ファンでも女子が多い。選手たちの中で将来結婚して、お母さんになって、子供たちに野球を広めていかないと野球が衰退してしまうと思います。選手もたくさん集まってほしいし、強くなってほしい」と、選手たちにエールを送った。

 5年前に当時の1年生4人で同好会としてスタートし、翌年に部員7人で女子硬式野球部が創設され、16年には部員が26人となり、全国高校女子野球大会でベスト8に入るなど、着々と力をつけてきた。同校がある室戸市は人口1万4000人、過疎・高齢化が進み、生徒数が著しく減少する中、女子硬式野球部で学校の生き残りをかけて、5年前から選手育成強化を行ってきた。

 今回、高知FDが行う指導・支援内容は、(1)球団による全面協力体制(2)駒田監督が同校女子硬式野球部の特別顧問に就任(3)年間20日間程度の駒田監督、高知FDコーチ・選手等による技術指導(4)同校女子硬式野球部監督の指導力向上のための支援(5)関東などでのスカウティングへの同行など広報活動への協力(6)駒田監督または球団関係者による講演会の実施(7)高知FDによる野球教室の開催など。

 また、侍ジャパン女子の監督や選手による技術指導や講演、高知FDのマリン球場での練習試合や公式戦の開催など、日本女子野球界(プロ・アマ)による指導支援も予定している。

 選手を代表して矢野菜月主将(17)は「プロの方々に間近で教えてもらえるなんて光栄です。チームの目標である夏の全国大会ベスト4以上を目指して、負けていても逆転勝ちできる一人一人のバッティングセンスを向上させてもらえるように教えていただきたい」と、駒田監督に笑顔で意気込みを語った。

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