阪神 前中日ガルシア獲得 今季13勝、上位球団に強い左腕

[ 2018年12月18日 05:30 ]

阪神が獲得したガルシア
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 阪神は17日、今季中日でプレーし自由契約となっていたオネルキ・ガルシア投手(29)の獲得を発表した。年俸150万ドル(約1億7000万円)の単年契約で、契約金、出来高払いなど諸条件が別途付帯しているもよう。

 ガルシアは球団を通じて「阪神への入団が決まり、非常に嬉しく思います。甲子園の大観衆の前での登板を楽しみにしています。オフシーズンにしっかりと準備をして、チームの勝利に貢献できるようにベストを尽くしたいと思います」と喜びを語った。

 心強い先発左腕が戦列に加わった。ガルシアは今季27試合に登板し13勝9敗、防御率2・99。対広島は3勝1敗、防御率2・88、対巨人は3勝1敗、防御率1・80の数字が物語るように上位球団に強い点が大きな魅力だ。谷本修球団本部長も「そこ(相性面)も大きいですね。球界全体を見渡しても今年の成績で言えば、左腕では、かなり上位に入る部類に位置すると思いますので」と期待を寄せた。

 「正直に申し上げると今回は向こうの代理人からコンタクトがあって、こちらが、いの一番に食いついたということです」と谷本本部長。ガルシア側の売り込みと、先発左腕の補強を目指していた阪神側の思惑が合致し、獲得の運びとなった。来年1月末に来日し、2月1日からチームに合流予定。FA加入の西に続き、先発の柱の獲得に成功した。(惟任 貴信)

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