オリ吉田一 先発調整で“両にらみ” 中継ぎ濃厚も金子&西の穴埋め準備

[ 2018年12月18日 05:30 ]

年俸アップでサインした吉田一(撮影・北條 貴史)  
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 大阪市内で契約更改交渉に臨み900万円増の推定年俸3900万円でサインしたオリックスの吉田一将投手(29)は17日、来春キャンプで先発調整するプランを明かした。

 「自分は先発調整した方がシーズンは良かったし、今年もしていた。ブルペンの入り方とかも意識せずにやりたい」

 今季は救援で自己最多58試合に登板し3勝(4敗)21ホールドと結果を出したが「まだまだできた。満足はしていない」と不満顔。今季も先発調整していたことが奏功したとし、平井投手コーチも現役時代に同様の調整をしていたことを聞いて、さらに自信を得た。

 西村監督の来季構想では勝利の方程式の一角を担うが、金子と西の先発二枚看板が抜け、役割は流動的。昨季は途中で先発に回り、9月29日ロッテ戦で完封勝利したこともあり、一躍ローテ候補に浮上する可能性もある。「金子さんと西が抜けて投手陣が不安定になると思われないようにしたい」。現状はジョーカーだが、キーマンになる雰囲気が出てきた。(鶴崎 唯史)

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