広島ドラ1小園、広輔に負けん!遊撃争い覚悟「ずっと守りたい」

[ 2018年12月12日 05:30 ]

マツダスタジアムの施設見学で遊撃の守備位置でジャンプする小園
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 広島の新人8選手(育成を含む)は11日、マツダスタジアムを訪れて、施設見学を行った。ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)は、遊撃手のライバルとなる田中広輔内野手(29)との勝負に挑む覚悟を示した。今は遠く及ばない先輩であるだけに、臆することなく質問をぶつけながら鉄壁の守備を身につけたいところだ。

 遊撃にこだわる以上、避けては通れない壁がある。初めてマツダスタジアムを訪れた小園は、写真撮影のために遊撃の定位置に立った。「広くてキレイだなと。これが広島東洋カープのプロの球場なんだなと思いました」。3年連続のフルイニング出場を継続中の田中広以外、今は誰も見られない景色。目標を“日本一のショート”と公言しているだけに、先輩に真っ向勝負を挑む覚悟はできている。

 「ずっと守りたいのがショート。そこの(田中広に負けたくない)意識を変えずに持ち続けたいと思います」

 わずか10分ほどのグラウンド見学で、目についたのは芝だった。セ・リーグの本拠地で、グラウンドに天然芝を採用しているのは、甲子園とマツダスタジアムだけ。選手への体の負担が少ないメリットがあるものの、イレギュラーも多いため、守備力が試される。実際に、9月に開催されたU18アジア選手権大会の韓国戦では、天然芝のサンマリン宮崎で人生初の1試合3失策を犯した。

 「天然芝はすごく難しい。慣れるように経験を積んでいきたいです。不規則なところがあるので、より一層集中力が必要になってくると思います」

 トレーニングルームに移動すると、自主トレを行っていた田中広と偶然にも初対面した。あいさつを済ませると、「よろしく」と握手を交わしてくれた。「体つきが大きくてビックリしました」。“天然芝対策”も、悩む前に臆せず質問をぶつけて解決する構えだ。

 「バウンドをどう合わせているのかとか、難しいところをどう対処しているのかを聞きたい。どういう意識で守っているかも聞いてみたいです」

 今はまだ遠く及ばない先輩。近い将来、定位置を奪うために、最強のライバルを最高の手本にする。 (河合 洋介)

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