巨人・丸3年連続MVP狙う!移籍決め手は「小さい頃からの憧れ、夢」

[ 2018年12月12日 05:30 ]

入団会見後にユニフォーム姿の丸(左)原監督は笑顔を見せる(撮影・荻原 浩人)
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 広島から国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)が11日、都内のホテルで入団記者会見を行った。契約は5年総額25億5000万円で来季年俸は4億5000万円。背番号は原辰徳監督(60)が現役時代につけていた「8」に決まった。丸はチームで日本一、個人では96年イチロー(当時オリックス)以来となる野手史上2人目の3年連続MVPを目標に掲げた。

 丸が原監督と登壇した。実直な男らしく、起立し、姿勢を正して一礼。表情こそ変えなかったが、心に秘めた熱いものを口にした。

 「原監督とお話をさせていただいて、凄く熱意を感じました。子供の頃からプロ野球を見に行くといえば東京ドームでした。小さい頃からの憧れ、夢だった。それが決め手になったと思います」

 千葉県出身。小学生時代、何度か東京ドームに足を運んだ。数ある中で思い出に残る試合は01年5月16日の阪神戦。「川相さんはバントがうまくホームランを打つイメージはなかった。強烈に残ってます」。代打・川相が3年ぶりの本塁打を放つ姿に熱狂した。

 原監督からは、同じ左の強打者である松井、高橋由と比較され、賛辞を贈られた。「雲の上の存在。憧れでしかなかった。少しでも近づけるように頑張りたい」と丸。苦笑いで謙遜したが、2年連続MVPを獲得中。3年連続受賞は野手ではイチローしかいない。

 「MVPは本当に難しい賞。簡単に“獲ります”とは言えませんけど、今年以上の数字を出していければ。チームが優勝して、3年連続(MVP)となればうれしい」と言った。重みを知る受賞者らしく、慎重に言葉を選びながらも、最終的な目標に設定。「派手なことはできない。闘志を前面に出して、泥くさくやりたい」と目に力を込めた。

 背番号は原監督も背負った8。「(原監督のように)僕もガッツあふれるプレーを見ていただければ」と自ら選んだ。今季の出塁率・468は歴代8位。「3番・中堅」での起用が濃厚で「出塁率は自分の強み。打線をつなぐことができれば」と話した。試合を決めるだけでなく、チャンスメークにも回れる。

 来季は3月29日の広島戦で開幕する。場所は今季までの本拠マツダスタジアムだ。「正直、複雑な思いはありますが、しっかりと前向きに考えている。カープファンの皆さんの前でいいプレーができたら」。抱き続けた夢を実現させるために選んだ新天地。丸が巨人で夢の続きを見る。 (川手 達矢)

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