中日・平田6000万円増 根尾と1、2番タッグに意欲

[ 2018年12月12日 05:30 ]

来季への思いを語る平田(撮影・椎名 航)
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 中日の平田が球団では大トリとなる契約更改交渉に臨み、6000万円増の1億8000万円でサインした。今季は自己最多138試合に出場し、打率・329、162安打、出塁率・410はいずれもキャリアハイ。「年間を通して試合に出続けられて平田良介という土台ができた。今年の数字が基本となる。この数字を上げていくのがこれからの目標」と納得の笑みを浮かべた。

 昨季は6月に右膝を故障し、出場は66試合止まり。その反省を踏まえ「膝のダメージを減らそう」と最大で94キロあった体重を10キロ近く減量した。体のキレが増し「1度は獲ってみたかった」という念願のゴールデングラブ賞を獲得。「(公式プロフィルを)87キロに変えておいてください」と冗舌だった。

 来季は母校・大阪桐蔭出身の根尾がドラフト1位で加入する。入団会見で後輩が「ゴールデングラブ賞を取りたい」と言ったことに触れ「根尾とともに受賞できたら」と意欲を見せた。

 今季1番打者に定着した背番号6は打順についても言及。「僕が1番で根尾が2番は面白いんじゃないですか。根尾が『チームのために何でもする』と言っていたのは大阪桐蔭ぽい」と来季の青写真を描いた。「アライバ」のように「ヒラネオ」が竜の顔となる。(徳原 麗奈)

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2018年12月12日のニュース