雄星争奪戦スタート ヤンキースが代理人に接触「先発候補として語る価値がある」

[ 2018年12月11日 12:01 ]

メジャー移籍を目指す菊池雄星
Photo By スポニチ

 大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが10日(日本時間11日未明)、4日間の日程で開幕し、西武からポスティングシステムでメジャーに挑戦する菊池らの交渉が本格化した。

 ヤンキースのキャッシュマンGMは菊池の代理人であるスコット・ボラス氏と接触したことを明らかにした。トレードなどの選択肢も含め、先発投手をあと1人は補強する方針で、菊池については「候補として語るだけの価値がある。うちでも他球団でもローテーションを強化してくれる」と高く評価した。

 また、レンジャーズもボラス氏と既に接触したとされ、ウッドワード新監督は「当然ながら調査はしている。獲得すれば素晴らしい戦力になるだろう」。フィリーズはアンディ・マクフェイル球団社長が「菊池のことは十分調査はできている。他の選手の市場に関係なく、必要と考えた選手は獲得に動く」と話しており、巨人でプレーした経験のあるキャプラー監督も「映像を見る時間は思うように取れていないものの、特別な才能の選手であればどの国の出身であろうとチームを強くしてくれる」と前向きな姿勢を示した。

続きを表示

2018年12月11日のニュース